自分も家庭も仕事も大切にしたい パパ教員のブログ

授業のこと,学級経営のこと,育児のこと,などなど ぼんやり考えていることを書き留めていきます

叱られた・褒められた経験をふと思い出す

教師をしていると,自分が小学生だった時の先生が無意識にモデルになっているなと感じることがあります。

 

私が6年生の時の担任の先生は,いわゆる熱血先生でした。

 

休み時間はほぼ運動場に出て子どもたちと全力で遊び,悪いことは全力で指導する。

「やるときゃやる!」がモットーの先生でした。

 

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ある日の校外学習で

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学校の近くの遺跡を見にいく時間がありました。

 

何の遺跡かは忘れましたが,大きな岩が積まれている感じの場所でした。

 

その頃,荒れていた私はその遺跡の岩に向かって思い切りドロップキックをかましてしまいました。(何でそんなことをしたのかは覚えていません)

 

もちろん,周りの友達も先生もその姿を見ていました。

 

「ながけん,来なさい!」

 

先生に遺跡の前に呼ばれて

 

「お前,どうしたんや?何か様子おかしいぞ!」

 

その頃はまだ体罰的なことは横行していた時代?だったので,張り手一発くらいは覚悟していたのですが,先生からは心配する一言が伝えられました。

 

今でも覚えているこの言葉。その時の自分にはぴったりの一言だったと思います。

 

叱って欲しい。でも心配もして欲しい。

 

きっと先生は,そんな自分の複雑な感情を理解してくれていたのだと思います。

 

 

数日後の朝の会

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その頃,小学生駅伝大会に向けて,毎日放課後に先生の指導のもとで長距離走を行っていました。

 

自分も練習に参加してたのですが,ミニバスも習っていたので参加できない日もありました。

 

ある日,ミニバスの練習が終わって体育館から運動場に出ると,先生が立っていました。

 

「今から走るか?」

 

と声をかけられ,ヘトヘトだったけど,先生に声をかけてもらえたことが嬉しくて走ることにしました。

 

先生と1対1の練習で嬉しかったこともあったのか,その時のタイムトライアルでは自己ベストを出すことができました。

 

先生とハイタッチをして最高の気分で家に帰りました。

 

次の日の朝の会で,先生はその話をみんなの前でしてくれました。そう,遺跡にドロップキックをした数日後のことです。

 

私は,恥ずかしくて顔を下に向けたままだったのですが,心の中は暖かくなり,満たされた状態になりました。

 

 

今,この子に必要な支援は?

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先生はきっと,この頃の私のことをとても心配してくれていたのだと思います。

 

ちょっと様子がおかしいな。という気づきから,どのような支援をしようかと考えてその子にぴったりの方法でアプローチする。

 

間違いなく先生のアプローチは正しかったし,当時の私にぴったりのものだったのだと思います。今でもはっきりと覚えていますしね。

 

 

 

3〜40人学級で一人一人を見取ることは容易ではありません。でも子どもたちが出すサインには気がついてあげて,必要な支援を行ってあげたいものです。

 

ふと思い出したことを記事にしてみました。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

ながけん