自分も家庭も仕事も大切にしたい パパ教員のブログ

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【褒めない教育】ありがとうの場数を踏む

アドラー心理学の考え方では,子どもたちを叱ることを否定すると同時に,褒めることもしないようです。

 

私もこの点で初めは違和感を感じたのですが,今は少し飲み込めてきました。まだまだ実践は十分にできていませんが,先日の岸見一郎先生の講演会の内容も加えて,考えを整理したいと思います。

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なぜ褒めないの?

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褒めることを大切にする教育現場では否定されがちですが,褒めない理由は大きく3つあります。

 

① 褒めることが上下関係をつくることに繋がるから

 

② 相手をコントロールすることに目的があるから

 

③ 承認されないと何もできなくなってしまうから

 

①と②は関連しています。褒める褒められる関係には上下の関係があるため,褒めるという行為が上下関係を築いてしまうということです。(教師と子どもの上下関係は子どもたちの間にも上下関係を生むそうです)

 

そして,叱ることもそうですが,褒めることも良い行動を求めることにつながり,大げさに言うと行動をコントロールすることになるということです。

 

③は褒めることに慣れてしまうと,行動の目的が承認されることになってしまい,承認がないと行動できなくなってしまうからです。

 

 

ではどうするの?

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私は,できるだけ自分の気持ちを伝えるようにしています。

 

「〜していて嬉しいです」

 

「〜してくれてありがとう」

 

「〜が助かりました」

 

頻繁に使うことには違和感があるので,ここぞという時にさりげなく伝えるようにしています。

 

例えば

 

「最近,ノートをきれいに取ろうとしている姿がたくさん見られるから嬉しいです」

 

「◯◯さんと◯◯さんが仲良くなるように気にかけてくれてありがとう」

 

などです。

 

でも先ほども言ったように,多用はしません。多用すると褒めることと変わりがなくなってしまうと思うからです。

 

それに,良い行動やがんばっていることは子ども自身がよく分かっています

 

なので繰り返しますが,ここぞという時にさりげなく気持ちを伝えることが大切です。

 

 

「ありがとう」はタイミングが難しい?

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褒めることに代えて「ありがとう」と感謝を伝えるようにしています。

 

でも「ありがとう」のタイミングは難しいと感じています。多用せず,子どもたちに貢献感を感じさせる「ありがとう」が言えたらいいなと思っています。

 

岸見先生にどうすれば良いかを聞くと

 

「子どもたちに聞けばいい」

 

とアドバイスをもらいました。

 

「さっきのありがとうはどうだった?」という感じで。

 

少し照れくさい感じもしますが,子どもたちに評価してもらうことが一番いいかもしれませんね。

 

あともう一つ

 

「場数を踏むしかない」

 

とも仰っていました。

 

アドラー心理学の実践はかなり険しい道のりですが,がんばって取り組んでいこうと思います。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

nagaken