自分も家庭も仕事も大切にしたい パパ教員のブログ

授業のこと,学級経営のこと,育児のこと,などなど ぼんやり考えていることを書き留めていきます

季節風の学習は本当に必要なの?

おはようございます。

 

娘が大きな声で

「父ちゃんごめんなさい!!」

という寝言を言っていたので,

とりあえず

「いいよ!」

と伝えておいたながけんです。

 

さて,今日のテーマは

季節風の学習は本当に必要なの?」

です。

 

モンスーンとも言われる季節風については

小学校5年生の教科書に登場します。

(私が調べた教科書には全て載っていました。)

 

さて皆さんはこの学習についてどう思われますか?

(問いが雑!!)

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難しい指導

季節風の指導経験がある先生方は

ご存知のことかと思いますが,

季節風の仕組みを理解してもらうのって

なかなか難しいですよね?

 

私もこれまでに何度か経験をしましたが,

上手く説明できた試しがありません

 

ざっくり説明すると,

 

冬はユーラシア大陸から日本海を通って,

日本列島に吹き付けます。

日本海を通る時に水分を多く含み,

本州中央にある山地にぶつかるので,

日本海側には冬にたくさんの雪が降ります。

雪を降らせた風は乾いた状態で,

太平洋側に吹くので太平洋側では

晴れた日が続きます。

 

夏は…

 

 

こんな感じです。

 

なんで水分を含むのか?

山地にぶつかったらなぜ雪が降るのか?

太平洋側はなぜ晴れるのか?

 

そんなことを説明していたら

1時間が終わってしまいます

 

以前に,この学習の授業を

見せてもらったことがあります。 

 

熱心な先生ほど,分かってもらうために

何度も何度も説明されるんですよね。

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その結果,子どもたちも先生も疲れてしまって,

なんのための時間だったのか?となってしまう。

 

こんな難しい内容を教える必要があるのでしょうか?

 

 答えは「必要」です!!

 

 

学習内容は?

必要なのは季節風仕組みの理解ではありません

 

理科の内容を含んでいるからです。

 

実は小学校社会科の学習指導要領には

季節風という言葉は出てきません

 

なのに教科書では絵図付きで

解説がされています。

 

学習指導要領には

国土の地形や気候の概要を理解する

という文があります。

 

ここで大切なことは,

地域によって気候には差があり,

その差には位置や地形などの条件が

影響しているということを

理解することです。

 

そして,その気候に合わせた暮らしの工夫を

していることも理解するような構成になっています。

 

つまり,

季節風気候に影響を与える一因として

 扱えば良いということになります。

 

本州の中央には山地があり,

山地を挟んだ日本海側と太平洋側では

気候が異なっている

そこには季節風という風が影響している

ということを理解できればいいのです。

 

なので,ガッツリ1時間季節風についての

学習をする必要はないけれど,

地域による気候の差を理解する上では

必要だということです。

 

 

教科書だけは危険

今回の記事で何が伝えたかったかというと

教科書の内容だけを見て,

 そのまま指導することは危険だということです。

 

載っている=学習内容とは限りません。

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どのように扱えば良いのかはやはり

学習指導要領で確認をすることが

必要だということです。

 

自分もついやってしまうのですが,

社会科の学習では事象について

深く学習し過ぎてしまうことがあります。

 

具体をやり過ぎてしまうんです…

これには注意が必要ですね。

 

そしてこれは社会科に限ったこと

ではないと思います。

 

私もそうですが,

学習指導要領を読む癖を付けていきたいと

思います。

 

nagaken.hatenablog.jp

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

 

 

ながけん