自分も家庭も仕事も大切にしたい パパ教員のブログ

授業のこと,学級経営のこと,育児のこと,などなど ぼんやり考えていることを書き留めていきます

課題の分離って何?

京都で定期的に開催されている

岸見一郎先生の講演が延期になり,

落ち込んでいるながけんです。

 

早くコロナが落ち着くことを願っています。

 

先日,えむおー先生から

というパスを受け取った?ので,

岸見一郎先生の

『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』を基に

考えてみようと思います。

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本の中に出てくるヒントを頼りに考えるのですが,

自分は教師なので最後は「どう教育に生かすか?」

を考えて書いてみます。

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課題の分離について

「これは誰の課題なのか?」という視点から,

自分の課題と他者の課題を分離していく必要がある

 

他者との関係の中でついつい,

他者の課題に踏み込んでしまうことがあります。

 

例えば,「もっと〜した方がいいのに!」と

自分の意見を伝える場面です。

 

『嫌われる勇気』の中では,

この課題の分離ができていないことによって,

対人関係のトラブルが起きると書かれています。

 

逆に自分の課題に土足で踏み込まれることも

トラブルのきっかけとなります。

「放っておいてよ〜!」ってやつですね。

 

では,自分の課題と他者の課題を

どうやって見分けるのか?

 

その選択によってもたらされる結末を

最終的に引き受けるのは誰か?

 

これは,最終的に誰が責任を負うのか?

ということです。

 

本の中では,勉強することを例にしています。

「勉強しなさい!」と親が言いますが,

勉強をしないことで最終的に困るのは

子ども本人です。

 

つまり,子どもの課題に親が踏み込んでしまって

いるということになります。

 

ここでの親の課題は,

”子どもに注意してしまうこと”になります。

 

自分を変えることができるのは

自分しかいません。

 

「勉強しよう」とか「勉強しないとまずい」と

子ども自身が思わなくては,

いくら注意によって勉強したとしても

表面上変わったように見えるだけということですね。

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でも,現実は甘くありません。

 

待っていても変わらないこともありますし,

回り回って自分が責任を取らなければいけない

という状況もあるかもしれません。

 

何かできることはないのか?

 

これに関して岸見一郎先生は,

こんな声かけができると話しておられました。

 

「あまりいい状況とは思えないけど,

もし助けが必要な時は言ってね。」

 

相手の課題には介入しないけれど,

相手が助けを求めたり,必要とした時には

全力で支える環境を整えておくということです。

 

ここから分かるのは,課題の分離というのは,

一見すると冷たい対応のように思えますが,

他者を突き放すということではなく,

むしろ信用し,見守るという部分が大きいのだと

いうことです。

 

信用という言葉が出てきましたが,

課題の分離の裏には相手を信用することと,

相手を尊敬することが重要だと思います。

 

本の中では,

「ありのままのその人を認める」

これに勝る尊敬はありません。

 

尊敬とは,いわば勇気づけの原点でもある

 

ここをなしにして課題の分離は成り立たないと

思うのです。

 

相手を尊敬し信用することで

相手は対人関係において勇気が出て,

よい関わりができるようになるのだと思います。

 

アドラー心理学では,横の関係と表現していますが,

対等な関係として他者とつながるからこそ,

互いの課題に介入し合うことがなくなる。

私はそう解釈しています。

nagaken.hatenablog.jp

 

これが縦の関係(いわゆる上下関係)になってしまうと

課題に介入し合い,競い合い,

人間関係が崩れていくのでしょう。

 

本の中では,課題の分離は入口であり,

共同体感覚をゴールだとしています。

 

共同体感覚とは

他者を仲間だと見なし,

そこに自分の居場所があると感じられること

 と書かれています。

 

このような大きな視野で他者と関わる。

その入り口が課題の分離であり,

その前提には信用や尊敬,対等な関係がある。

私の解釈はこうです。(長くなりました…)

 

教育に生かす

この考え方をどう生かすのか?

 

実は私自身,アドラー心理学を学び始めてから

学級担任を務めたことがありません。

 

なので,成果を挙げているわけではありませんが,

今後,実践しようと思っていることを挙げてみます。

 

①子どもたちと対等な関係を築く

一人の人間として,尊敬し,力を信用して

任せていくということをしたいと思います。

 

子どもたちにも,学級開きだけでなく

ことあるごとにそのことを伝えていこうと

思っています。

 

そうすることで,教室内に共同体感覚を

築くことができると考えています。

 

 

②不必要な介入をしない

気になることも基本的に待ちます。

 

改善が見られない場合には,

上記のような声かけをして

あくまでも援助するという姿勢を

貫こうと考えています。

 

他者の課題に介入しないことも

子どもたちと共有できればいいなと

考えています。

 

他にもこんなこともできればと思っています

 

nagaken.hatenablog.jp

 

長くなりましたが,

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

私の解釈なので間違っている部分があれば

教えていただけると幸いです。

 

よろしくお願いします。

 

ながけん