自分も家庭も仕事も大切にしたい パパ教員のブログ

授業のこと,学級経営のこと,育児のこと,などなど ぼんやり考えていることを書き留めていきます

【評価】規準と基準の違いは?

規準と基準

 

どちらも「きじゅん」と読むのでややこしいですよね。

 

両者共に指導案を読む時に意識するくらいで,普段はあまり登場しないかもしれません。

 

でも,普段からちょこっと意識するだけで,子どもたちが安心して学べるようにできると思っています。

 

先日,次のようにツイートしました。

 

ものさしに例えた話を聞いたことがあるので引用してみました。

 

もう少し詳しく書いてみようと思います。 

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評価規準

ものさしの種類と書きました。その時間に評価をするのにふさわしいものさしを選んで,使うことが先ずは大切です。

 

では,このものさしは一体何かというと,評価の観点になります。

 

新学習指導要領では,子どもたちに獲得させたい資質・能力が3つに整理され,それに伴って評価の観点も「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3つになりました。

 

この3つがものさしの種類です。

 

でもこのままでは使いづらくて仕方ありません。そこで,実際の授業で想定される子どもたちの姿を基にして考えておくことが大切なのです。

 

指導案で示すとこんな感じのものです。

(社会科5年生,情報を基に発展する産業)

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「この時間は知識・技能の①のものさしを使う必要があるな!」というふうに,どの観点のどの姿を評価するのかを考えるということです。

 

できればこれら6つを単元の中で見取ることが理想です。ただし1時間の中でものさしをあれもこれもと使わずに,目標に沿ってふさわしいものを選ぶことが大切です。

 

 

評価基準

こちらの方はものさしの目盛りと表現しました。

 

とは言っても細かな数字が並んでいるわけではなく,いわゆるABCです。

 

授業中に机間指導をしながら評価したり,授業後に集めたノートを見て評価したりするのですが,「これが書けていたらB」とか,「このまとめ方ができたいたらB」というように,まさに基準を指導者が持っておくことが大切になります。

 

指導案なら単元の計画に書かれたこのような部分になります。

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Bだけを書いたのには理由があって,Bの姿を決めておけば自然にAもCも見えてくるからです。Bよりもさらにレベルが高い内容であればA,Bに至っていない状況であればCということになります。

 

さらに大切なのは,評価とは子どもたちの様子を評価して終わりではなく,そして通知表につけるためでもなく,子どもたちに返してこそ生きてくるということです。

 

Bと評価したのなら丸をつけてあげるとか,「できているね」と声をかけてあげることができます。

 

Aと評価したのなら,他の子どもたちにも見せてあげてよくできている点について話し合うことができます。

 

Cと評価した子には,個別に支援をしてあげる必要があります。その場でできるなら即時支援をしてあげます。

 

このように子どもたちにとってプラスとなる評価を意識すると良いと思います。

 

 

毎時間は難しい

とはいえ,研究授業でもない限りここまでの内容をすることは難しいと思います。

 

なので毎時間評価をして記録をして…というふうには考えなくていいと思います。

 

ただし,評価テストだけで評定をつけることは信憑性に欠ける評価になるので,時々上記のような内容を意識して実践すること(時に記録すること)が望ましいと思います。

 

また,評価は指導の改善にもつながります。普段から子どもたちの学習の様子をよく観察して,子どもたちに評価を返していくと共に,指導がどうだったのかを見直す材料にすることも意識すると良いと思います。

 

長くなりましたが,最後までお読みいただきありがとございました。

 

 

ながけん