自分も家庭も仕事も大切にしたい パパ教員のブログ

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社会科セミナーを終えて

2月15日(土)に「社会が苦手でもできる社会科授業のつくり方〜知識をどう授業の中で獲得し,活用するか〜」に講師として参加し,学ばせていただきました。

 

古川光弘先生,児玉弘史先生と私の3人が講師を務めたのですが,打ち合わせが0だったにも関わらず,知識の構造を軸に話をしている点が共通しており驚きました。それだけ社会科における知識が重要であるということを再確認できました。

 

でも3人とも少しずつ捉え方が違う部分があり,そのズレが自分の大きな学びとなったと感じています。

 

以下に,私の話を簡単にまとめてみようと思います。(北俊夫先生の理論が基です)

 

 

社会科の指導が苦手な人は

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きっと教科書を見て,教えなければいけない内容が多いことにショックを受けて,上の図のような状態に陥っているのではないかと思います。

 

教えないといけない知識が多いと,授業をどのように構成していいかが分からず,教師の喋りが多くなってします。その結果子どもたちも教師も社会科が嫌いになっていくのではないかと思います。

 

それを防ぐためには,単元の目標を明確にして,必要な知識を整理し,目標の達成には大きく関わらない知識を精選していくことが大切だと思います。

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こうすることで,指導者も余裕をもって指導に当たることができますし,子どもたちにとっても分かりやすい授業になると思います。

 

 

知識には階層がある

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この図を基に社会科の知識について整理します。

 

図の上にある概念的知識とは,単元末に子どもたちが獲得してほしい抽象的な知識です。

 

例えば,3年生の地域に見られる販売(スーパーマーケットが主流)の学習では,

 

「スーパーマーケットでは,お客さんの要望に合わせて,売り上げを高めるように販売の工夫をしている。」

 

というような感じです。

 

子どもたちが学習してきたことを基にこれに近い考えが表現できればいいというものです。

 

次に図の中の説明的知識とは,概念的知識を説明するために必要な知識です。

 

先ほどのスーパーマーケットの学習なら

 

・小さな子どもからお年寄りまで,お客さんにとって必要な商品をたくさん揃えている

 

・商品を選びやすいように陳列の工夫をしている

 

・値引きやセールを行い,お得に買い物ができるようにしている。

 

などなど,基本的に1時間の授業で獲得できるような知識です。これらを総合することで概念的知識に結びつきます。

 

 

最後に語句・用語です。これは簡単で,教科書に太字で書かれているような基本的な知識です。

 

スーパーマーケットの学習なら

 

消費者・販売・レジスター・陳列… 

 

などなどの言葉です。これらは教師が教えてあげるのが適当です。

 

 

このように知識の階層を理解した上で教材研究を行うと,指導がしやすくなります。

 

 

とは言っても…

理論はわかるけど,教科書を前にしてなかなかここまでのことは難しいですよね。

 

忙しい中,社会科だけに時間を割くわけにはいきません。

 

セミナーの中では具体的にどのように知識を整理していくのかを

 

5分でできる指導要領読み解き

 

として紹介しました。

 

ここでは長くなってしまうので,続きは次回に回すことにします。

 

しばらくお待ちください。

 

 

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

ながけん