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社会科の指導が苦手な方へ③ 〜予想を取り入れる〜

社会科の指導が苦手だという声を聞いて,少しでもお役に立てればと思い,社会科指導について記事を書かせていただいております。

 

今日もご一読いただけたら幸いです。

 

さて,前々回には「問い」について,前回には「資料」について取り上げました。(まだの方はこちらからぜひ↓)

nagaken.hatenablog.jp

 

nagaken.hatenablog.jp

 

今回は「予想」について書きたいと思います。

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いつ・どうやって?

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「問い」を共有した後,資料を出す前に予想します。

 

例えば

「スーパーマーケットでは,多くのお客さんを集めるためにどのような工夫をしているのだろう?」

 

という問いを子どもたちと共有したとします。

 

すぐに資料を出すのも良いと思うのですが,その前に

 

「どんな工夫があると思いますか?」

 

と問いかけて子どもたちの考えを引き出すのです。

 

きっと子どもたちは

 

「時々安売りをしている。」

「チラシを配っている。」

「品揃えを良くしている。」

 …

 

などなどの予想すると思います。

 

これらを板書して残しておきます。

 

 

なぜ予想するの?

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理由は2つあります。

 

①調べたいという意欲を高めるため

 

②調べる視点を共有するため

 

説明します。

 

①は,予想することで「早く確かめたい」「実際はどうなんだろう?」と子どもたちを前のめりにすることができるということです。資料を出した時に「やっぱりそうだ!」と自分たちで発見したり,「えっそうなの!」と新たな発見をしたりすることにつながります。

 

②は,子どもたちが出した予想を板書しておくだけで,何を調べれば良いのかという視点が共有されるということです。先程の例で言えば,

 

「安売りをしている」  →  「商品の価格」

「チラシを配っている」 →    「宣伝方法」

 

という視点がつくられることになります。

なので先生が「◯◯を調べましょう」と指示しなくても良くなるのです。

 

 

注意!!!

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ここまで予想について書きましたが,注意していただきたいことがあります。

 

予想が有効な時と有効でない時があるということです。

 

「問い」と「資料」に関しては,ほぼ全ての時間に必要だと私は思うのですが,「予想」についてはピタッとハマる時間とそうでない時間があると思っています。

 

その判断基準は何かというと

 

子どもたちに一定の知識があるかどうかです。

 

先程の例で言えば,子どもたちにはスーパーマーケットに行ったことがあるという経験による知識があります。その知識を基にして予想することができるため有効だと思います。

 

他にも「110番の連絡の仕組みはどのようなものだろう?」という問いなら,消防署の119の連絡の仕組みを基にして予想をすることができます。これも消防署の時の知識を基にできるから予想が有効に働くのです。

 

このように子どもたちの知識を予想に生かすことができる場面かどうかを判断して欲しいと思います。

 

逆の例でいくと

「自動車はどのようにつくられているのだろう?」

という問いでは,予想はしづらいです。

 

なぜなら子どもたちに自動車に関する知識が少ないからです。

このような時は,予想をなしにして資料を小出しに提示するのが良いと思います。

 

 

 

以上,今回は予想について書かせていただきました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

ながけん