自分も家庭も仕事も大切にしたい パパ教員のブログ

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社会科の指導が苦手な方へ② 〜資料の準備の仕方〜

前回の記事では,社会科の授業に「問い」があるだけで軸ができることを書きました。

(詳しくは↓)

nagaken.hatenablog.jp

 

「問い」を解決するためには「資料」が必要になります。社会科の学習には資料が重要になります。

 

「でも資料って用意するの大変だし…」

 

「教科書を読むようにすればいいんじゃないの?」

 

今日はそんな悩みを解決できればと思います。

 

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教科書は宝の山

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以前ある先生に

 

「教科書は使わない方がいいんですよね?」

 

と聞かれたことがあります。

 

社会科の資料というと,自分で入手した自作資料をイメージされる方が多いのかもしれません。

 

研究授業ならそうかもしれませんが,普段の授業でそこまでの事はなかなかできません。

 

ではどうするのか?

 

答えは教科書を活用する」です。

 

教科書に載っている資料は,どれも普通には手に入らない素晴らしいものばかりです。

 

これを使わない手はありません。

 

ではどうやって活用するのか?説明したいと思います。

 

 

1つだけ提示する

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「問い」を確認した後

 

「はい,教科書を開いて調べましょう!」

 

でも悪くないと思うのですが,教科書の文章はほぼ答えが書いてあるので,いきなり見せるのはもったいないと思います。

 

資料を小出しにして,子どもたちに問題解決の楽しさを味わせてあげたいです。

 

オススメなのは,「問い」の解決につながる資料を一つ選んで,それだけを子どもたちに提示する方法です。私もよくやります。

 

例えば,

 

「自動車はどのようにして製造されているのだろう?」

 

という問いがある授業なら

 

教科書にある板金の写真1枚だけを提示します。

 

子どもたちは

 

「何これ?」

「金属?」

「もしかしてこれから作るの?」

 

とあれこれ話したり,考えたりするようになります。その後は製造過程が分かる写真を1枚ずつ提示したり,流れが分かる資料を一気に見せたりすると良いと思います。

 

初めは,1つだけ提示して子どもたちから問いの解決につながる言葉を引き出すことが大切です。

 

教科書に載っている写真資料はとても使いやすいものばかりなのでオススメです。

 

他にも棒グラフだけを提示して,子どもたちから言葉を引き出すのも良いです。

 

とにかく言葉がない資料から,子どもたちが読み取ったことを言語化する機会を作るようにすればいいのです。

 

 

具体的な方法

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1つだけ資料を提示すると言うと,準備が大変な気がするかもしれませんがそんな事はありません。

 

2つ具体的な方法を記しておきます。

 

スマホで撮ってモニター(プロジェクター)で映す

→環境が整っていれば一番楽です。教科書の写真を撮って映すだけなら1分もかかりません。

 

②スキャンしてWordに貼り付けて拡大プリントアウトする

→黒板に資料を残しておきたい時にオススメの方法です。これもそんなに時間はかかりません。学校にあるコピー機で教科書をスキャンし,その写真やグラフをパソコンで切り取りWordに貼り付けて,拡大プリントアウトするだけです。

 

 

どちらも慣れてしまえば楽々に資料の準備ができます。

 

もし,子どもたちのノートに同じ資料を貼りたい時は,小さくプリントアウトしたものを配布すればいいと思います。

 

 

 

以上,少し長くなってしまいましたが「資料」についてでした。

 

これで「問い」と「資料」という社会科に欠かせない2つの要素について伝えることができました。

 

次回は「予想」について書く予定です。

 

またよろしくお願いします。

 

 

ながけん