「なんで教師になったんですか?」
多くの方がこの質問を受けてきたことだと思います。
私も子どもや保護者,同僚からも聞かれたことがあります。
そんな時頭をよぎるのが…
(かっこいい答えを返さないといけない!)
という考えです。
その結果
「昔から教えることが好きだったので」
「子どもが大好きなので」
「子どもたちがよりよく生きられるようにするために」
「未来を創造する子どもたちを育てるために」
などと答えてきました。
もちろん,これらは自分の中にある考えであって,まちがってはいないと思うのですが,自分とよ〜く向き合って奥の奥にある自分の目的は何なんだろうと考えて見えてきたものは何かというと結局
誰かの前に立ってキラキラしていたい!!
という思いがあることに気がつきました。(なんとしょうもない…)
子どもたちのことを1番に考えるという理想の教師像とは真逆で,自分のことを1番に考えているという点で何だか情けない気持ちになりました。
でもこれが自分の正直な気持ちであって,これを認めた上で自分には何ができるのかということを考えていく必要があるとも思いました。
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自分の感情を大切にして自分を満たしていきながら,子どもたちにも最大限よい教育をしていくことが,自分も子どもたちも大切にする「僕の働き方」なのだと思うようにもなりました。
子どもたちを自己を満たす道具にするんじゃない!というお叱りを受けてしまいそうですが,子どもたちにも自分のことを大切にしてほしいというメッセージを送りたいと思っていますし,生き生きとした姿を目の前にいる大人が示してあげることも大切だと考えています。
とは言っても私も中堅教員と呼ばれる年齢になりました。昔のように教師主導で子どもたちをぐいぐいひっぱっていったり,子どもたちの前でベラベラと話すようなことはしていません。
基本は子どもたちがもちろん主役で,でもその中に間違いなく自分もいて,全員がキラキラできる場所。そんな学級・学校をつくっていきたいと思っています。
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じぁ具体的にどんな実践をしているのか?
今後,色々と記事にしていきたいと考えているので,またお付き合いいただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
p.s 初めて書く記事なのでドキドキしています。
nagaken